STUDIO MINO

-イワナミミノルのラヂオライフ-

黒沢清監督『トウキョウソナタ』観た!!!!!



最高です(又か!)!!!
最近映画館で観る映画はどれも面白くて、とても幸せです。
もう一度言います。
最高です!!!

まったくもって黒沢(清)映画でした。
前作『叫』がおそろしくトンデモ映画に仕上がっていたので、今回も「来るか〜」と身構えていたら何て事はなく。
恐ろしいほどの直球が投げ込まれて、
『面白かった〜!!』

いやあ色々考えさせられちゃったな。
黒沢清映画って、どの映画観ても見事に同じトーン同じ色調になってるんだよね。
三池監督も岩井俊二監督もそうだけど。
物理的フィルム光学的な『映像のトーン』というのとは別に、
俳優の演技、息づかい、台詞、音楽、照明、ロケ地、撮影時間、等々いろんな要素を自分色に染め上げてしまっているんだよな。
だから『CURE』を観ても『トウキョウソナタ』を観ても同じ『黒沢清映画』に見える。
ジャンルがホラーであっても家族劇であってもだ。
それは良い事か悪い事か。
ジャンルでは売れないが『クロサワ』では売れるのだろう。
少なくともファンである僕には嬉しい要素である。

僕の好きなクロサワ要素の一つに
『妙にリアルな突発暴力表現』
がある。
『回路』『叫』の飛び降り
『カリスマ』『ドッペルゲンガー』のハンマー殴り
『カリスマ』の日本刀突き刺し
『CURE』の拳銃
パツっと思いついた分を列挙してみたけど、
背筋がゾッっとするほど『妙にリアル』なんだよね。
決して『恐ろしくリアル』ではない。
そんな暴力が『トウキョウソナタ』でも遺憾なく発揮されていて嬉しかった。
あとは、役所広司さんのめちゃくちゃオーバーな芝居も笑った。
一人だけ三谷幸喜って感じで笑った。
役者さんはみんな良かった。
芝居がかった香川さんも周りの役者さんの控えめな演技があるおかげで妙なことにならずアンサンブルってこういう事なんだろうなって思ったりもした。

マイナスポイントを一つ。
ロケ地によく行くショッピングモールが使われていてビックリ!!
よく行く場所が出てくるのは、あんまり良くないと気づかされた。
  1. 2008/10/24(金) 02:05:45|
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